秋田県内の老人クラブの文化祭が28日、秋田市で開かれ、歌や踊りなど日頃の練習の成果を披露しました。力強い歌声や目を引くきらびやかな衣装に、会場は大いに盛り上がりました。

老人クラブ文化祭は、高齢者の健康増進や生きがいづくりを目指して毎年行われています。

開会に先立ち、県老人クラブ連合会女性委員会の設立30周年を記念したセレモニーが行われ、会場に集まった人たちが秋田県民歌を歌って節目を祝いました。

会場のあきた芸術劇場ミルハスの大ホールは、1階席がほぼ満員になるほどにぎわいました。

2024年は、県内18市町村から35団体、約620人が参加しました。

横手市の団体は、民謡「秋田大黒舞」に合わせて踊りを披露しました。大黒様が客席を練り歩くと、会場は大いに盛り上がっていました。

また、仙北市の団体は、きらびやかな衣装に身を包み、人気の「マツケンサンバ2」に乗せて軽快なステップを披露。パワフルなステージに、歓声が湧き、大きな拍手が送られていました。

観客席から発表を見ていた女性は「活発に踊って素晴らしい。年を感じさせない」と話し、ステージで踊りを披露した女性は「今まで練習した成果を出せたと思って喜んでいる。皆さん立派でしたよ」と充実した表情を見せていました。

歌って踊って笑って、発表者も観客も、より元気になった1日でした。

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