農林水産省のまとめによりますと、東京都中央卸売市場での主な野菜14品目の卸売価格は11月26日時点でキャベツやトマトが平年の2倍以上になるなどすべての品目で平年より値上がりしています。
これについて江藤農林水産大臣は29日の会見で12月後半ごろになれば次の産地からの出荷が増え、野菜の価格は落ちつくのではないかという見通しを示しました。
身近な食材では卵の卸売価格も上昇傾向が続いています。
これについて江藤大臣はこれからケーキやおでんなど卵の需要期に入ることを念頭に「年末にかけてだいたい値段は上がる」という見方を示した上で、今後の価格の動向を注意深く見ていく考えを示しました。
一方、卵の価格に影響する可能性もある鳥インフルエンザの発生状況については「足踏みぐらいの雰囲気にはなっている」として引き続き緊張感をもちながら対応していく考えを示しました。
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