「大根だき会」は、農家から大根が奉納されたことをきっかけに、奈良県平群町の信貴山大本山千手院で行われている年末の行事で、大根を食べて新しい年の無病息災を願います。
境内では厄よけや長寿を祈願する護摩がたかれるなか、直径60センチほどの大きな釜で輪切りにした大根が炊かれました。
1日はおよそ1000人分の大根がふるまわれ、訪れた人たちは湯気が上がる熱々の大根をおいしそうに食べていました。
小学1年生の女の子は「おいしくて好きな味です。元気でいられるようにお願いしました」と話していました。
大阪から訪れた夫婦は「寺には何度も来ていますが『大根だき会』は初めてです。味がよく染みていておいしいです」と話していました。
信貴山大本山千手院の柿本眞定執事は「紅葉もちょうど見頃で、厄よけの祈とうとともに熱い大根を食べて体を温めてほしい」と話していました。
「大根だき会」は今月8日と15日にも行われます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。