「煌」は、石川県の漁業協同組合が2年前から認定を始めた寒ブリの最高級ブランドで
▽重さが14キロ以上で
▽傷がなく
▽鮮度管理が徹底されていることなどが条件となっています。
金沢市の金沢港の市場には、能登半島で水揚げされたおよそ570本の寒ブリが運ばれ、2日から「煌」の認定が始まりました。
その結果、七尾市で水揚げされた
▽重さ16.2キロ
▽体長93センチ余りのまるまるとした1本が今シーズンの第1号に選ばれました。
続いて初競りが行われ、「煌」に選ばれたこの寒ブリは、200万円の高値で競り落とされました。
能登半島の港では、ことし1月の地震による被害が相次ぎましたが、寒ブリの水揚げへの影響はなかったということです。
水揚げした寒ブリが今シーズンの第1号に選ばれた七尾市の水産会社「佐々波鰤網」の吉野宰総務部長は「3度目にしてやっと『煌』の認定を得ることができました。地元の漁港に戻ってみんなに報告したいです」と話していました。
競り落とした能登地方を中心にスーパーを展開する「どんたく」の山口宗大社長は「なんとか能登に元気を届けたいという思いで競りに臨みました。とても良いブリなのでたくさんの人に味わってほしいです」と話していました。
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