愛媛県西条市の田園地帯で1日、冬の使者・渡り鳥のオオハクチョウ2羽の飛来が確認されました。今年春に生まれた若鳥と見られています。

仲睦まじく植物をついばんだり毛づくろいしたり。西条市の田んぼで羽を休めているのは2羽のオオハクチョウ。バードウォッチングに訪れていた野鳥愛好家が発見しました。

専門家によりますとオオハクチョウは翼を広げると2メートル以上ある大きな鳥で、この冬になると越冬のためシベリア方面から北日本を中心に飛来。以前は愛媛への飛来は以前は珍しかったものの、10年ほど前からは毎年のように確認されるようになったということです。

今回飛来した2羽は個体を識別する足輪がなく野生と見られ、ベージュや灰色がかった胴体の色から今年春に生まれた若鳥と見られます。

日本野鳥の会・山本貴仁さん(西条自然学校代表):
「北日本でエサをやるのをやめてる所も出てきているので、それでより南へ飛来したり、そもそも白鳥の数が増えているので分散している傾向があるみたいです」

日本野鳥の会の山本貴仁さんは「野生の鳥なので、驚かさないように遠くからそっと見守ってほしい」と話しています。

気象台によりますと寒さは7日頃から強まる見込み。翌日の8日は松山で最高気温が11度と真冬並みの寒さが予想されています。

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