来年3月のグランドオープンに向けて改築工事が進む福岡空港国際線ターミナルの一部の施設が完成し2日、報道陣に公開されました。
福岡空港国際線ターミナルの到着ロビーに海外からの観光客が次々とやってきています。
今や利用者は1999年のオープン当時の約3倍に。
利用者の増加に伴い今回の拡張工事が行われ、もともと道路や駐車場だった部分に施設を広げました(イメージ図の赤枠部分)。
ダイナミックな天井の大屋根、正面には案内所のカウンターがあり、ターミナルを出てすぐの場所には路線バスや高速バスの乗り場が整備されました。
ベンチには大川組子があしらわれ、和の雰囲気でもてなします。
今回のリニューアルで到着ロビーの面積は約3倍に広がり、次の目的地までスムーズに移動できるようになったことで利便性と快適性をアップさせたということです。
◆福岡国際空港 国際施設開発推進部 鰺坂裕子部長
「広さを確保できたということ、しつらえについても無機質ではなく、色合いについても落ち着いた感じで福岡に着いたなとか、ちょっと違うところにやってきたと感じていただける空間にできたのではと思っている」
国際線の利用者の半数が利用するという国内線との連絡バスも便利になります。
専用道路を整備し、移動にかかる時間もこれまでの15分から10分に短縮しました。
◆福岡国際空港 国際施設開発推進部 鰺坂裕子部長
「ぜひ福岡空港が皆様にとって快適な空間、思い出の一場面となる施設になって、福岡、九州、日本につなぐ地点でありたいなと思っています」
これらの施設は3日から供用が開始され、来年3月28日のグランドオープンに向け、引き続きフードコートの新設や、これまでの4倍の規模になる免税店の整備などが進められるということです。
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