12月1日までの1週間で福岡県内の定点医療機関1カ所あたりのインフルエンザ感染者数が10人を超えたことから県は5日、インフルエンザ注意報を出し、今後大きな流行が起きるおそれがあるとして注意を呼びかけています。

県のまとめによりますと12月1日までの1週間で定点医療機関(198カ所)に報告されたインフルエンザの感染者数は2263人と前の週の1.97倍に増えました。

1か所あたりでは11.43人となり、インフルエンザ注意報の基準となる10人を超えました。

このため県は、今後4週間以内に大きな流行が起きるおそれがあるとして5日、インフルエンザ注意報を出しました。

県内の地区別では定点あたりで、北九州地区17.44人、福岡地区12.31人、筑豊地区6.84人、筑後地区4.85人となっています。

また1日現在で、県内では小学校など114施設で学級閉鎖などの報告があったということです。

県は、38℃以上の急な発熱や関節の痛み、全身のだるさなどの症状が現れた場合は早めにかかりつけの医療機関に電話で相談するとともに、感染拡大を防ぐため手洗いや適切なマスクの着用を呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。