北九州市は、市内の小学校で5日、セアカゴケグモ17匹が見つかり、1年生の女子児童がかまれた可能性があると発表しました。
北九州市によりますと、5日午後、若松区の小学校から「校内で1年生の女子児童3人がセアカゴケグモにかまれた可能性がある」と保健所に届け出がありました。
保健所が調べたところ、5日午前11時ごろ、1年生の児童と担任教師が校舎の昇降口付近にあった植木鉢を片付けていた際、児童がセアカゴケグモの死骸を見つけ、その後、別の女子児童1人が触ったかも知れないと教師に訴えたということです。
植木鉢からはメスのセアカゴケグモ8匹が見つかり、教師が駆除すると共に、児童への被害の有無を確認した結果、触った可能性がある女子児童の左手の小指に軽い赤みが見つかり、他の女子児童2人が手の指の違和感を訴えたものの症状は出ていないということです。
症状が出た女子児童はすぐに医療機関を受診し、現在は軽快しています。
発見場所の周辺ではプランターの裏などからさらに9匹のセアカゴケグモが見つかっていて、保健所は校内の点検を強化するとともに児童や保護者に注意を呼びかけています。
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