国による電気料金の補助が2025年1月使用分から再開されることを受け、東北電力は12月6日に国に対して電気料金の値下げについての認可申請を行った。
国による電気料金の補助は1~3月使用分が対象で、2024年10月使用分の補助以来3か月ぶりの再開。

国による補助は、1月と2月は1キロワット時あたり2.5円、3月は1.3円。
平均的な家庭で、1月と2月の使用分は従量電灯の契約の場合、2024年12月使用分より650円安い1か月あたり8080円、3月使用分は338円安い8392円となる。

東北電力はこれに加え、女川原子力発電所2号機の再稼働などを受け、自由料金での契約で1月と2月の使用分の割引を決定している。
平均的な家庭では、1か月あたり520円の割引となるため、国の補助と合わせ最大で1170円の値下げ。

東北電力は今後の電気料金について、「世界情勢や為替によって燃料価格が変動するため、この先の傾向を読むのは難しい」としている。

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