最近増加している水害を防ごうと、三島市の企業の敷地に雨水をためてゆっくり地中に浸透させる「雨庭(あめにわ)」が設置されました。
「雨庭」の設置は、三島商工会議所が進めていて市内で2カ所目です。
7日は、企業の敷地に縦3メートル・幅1.2メートル、深さ40センチの穴を掘ったあと、かたい土と腐葉土や軽石を混ぜて花壇をつくり「雨庭」を完成させていきました。
駐車場の屋根に降った雨をゆっくり地中に浸透させることができ、1時間に10ミリの雨で、2時間分を受け止める容量があるということです。
三島商工会議所グリーンインフラ整備推進委 森崎祐治 委員長
「1カ所、2カ所での効果というのはしれてるかもしれませんけれど、多くの皆さんがそれに取り組んでいただければ、そういう意識を啓もうするという意味でも、こういうものがみなさんへのPRにもなるし、取り組みをしてもらえたら良い」
三島商工会議所は、この取り組みを市内全域の企業や家庭に広げたい考えです。
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