太平洋戦争の開戦から83年を迎えた8日、「赤紙」と呼ばれる旧日本軍の召集令状を配って平和の尊さを訴える活動が秋田市で行われました。

この活動は、秋田市の市民団体「県母親大会連絡会」が戦争の悲惨さを知ってもらおうと、太平洋戦争が始まった12月8日に合わせて毎年行っています。

8日は、団体のメンバーがJR秋田駅前で戦争を知らない若い世代などに「赤紙」と呼ばれる召集令状を配り、平和の大切さを訴えました。

戦時中の日本では「赤紙」が突然送られてきて、多くの男性が戦地に赴き、残った家族は悲しい別れを経験しました。

県母親大会連絡会の富田早苗さんは「年寄りも若い人自分らしく生きられるような社会を一緒に作っていきたい。もっと自分事だと考えてほしい」と平和の尊さを訴えていました。

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