自分は男性にも女性にも当てはまらないとする「ノンバイナリー」の当事者が、戸籍の続柄を性別を明らかにしない記載に訂正するよう京都家庭裁判所に申し立てました。

関西に住む「ノンバイナリー」の当事者は、女性として出生届が出されましたが、幼いころから女性として扱われることに違和感を持ち、「男か女か」という価値観に苦しめられてきたということです。

戸籍は「長女」ですが、申立人は「ジェンダーアイデンティティーや生活実態に反する」などとして、「第一子」などの性別に拘束されない続柄への訂正を許可するよう京都家裁に審判を申し立てました。
【50代申立人】
「女になりすましたり、男になろうと考えずに自分としていさせていただけるように」

代理人は、申立人の審尋の機会を設けるよう求めています。

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