師走の岡山市街地を駆け抜ける山陽女子ロードレースが行われ、ハーフマラソンの部では天満屋の吉薗栞が、自己ベストで駆け抜け、日本人1位となりました。

レースはケニア出身の2人と天満屋の吉薗栞含む日本人選手2人の先頭集団が牽引する形で始まりました。しかし、5キロ地点を過ぎると日本人勢は徐々に差を広げられていきます。粘りの走りを続ける吉薗でしたが18キロ地点付近でスターツの伊澤に差をつけられ4位と順位を下げます。

ところが、残り500メートル付近でギアを上げた吉薗。怒涛の追い上げで前の2人を抜き去り、1時間8分21秒の自己ベストをたたき出し2位でフィニッシュ。日本人選手1位となりました。

1位は終始先頭を走ったケニア出身のマーガレット・アキドルが1時間7分45秒の大会新記録で、大会初となる3連覇に輝きました。

※吉薗選手の吉 「士」→「土」

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