2025年に270年を迎える「新庄まつり」の概要が固まった。直木賞作家・今村翔吾氏がプロデュースするダンスパレードの開催など、新庄開府400年事業と連動して節目を盛り上げる。
新庄まつりは、飢饉に苦しむ領民を励まし豊作を祈願しようと1756年に始まった。
約50万人が訪れる東北有数の夏祭りで、「山車(やたい)行事」は2016年にユネスコの無形文化遺産に登録された。
2025年は「新庄開府400年」の年にも当たり、新庄まつりはその記念事業と連動し「270年祭(さい)」と銘打って盛り上がりを図る。
初日の8月24日は、新庄藩の火消しを題材にした小説で直木賞を受賞した今村翔吾氏がプロデュースする「羽州ぼろ鳶組ダンスパレード」で幕を開け、期間中、萩野学園の子どもたちによる「こども鹿子踊」なども繰り広げられる。
また、公式ロゴマークを活用したPR活動や記念グッズの販売なども行われることになった。
2025年2月には各若連の山車の演目が決まる新庄まつり。
最優秀山車に選ばれた2台は、9月28日に開かれる開府400年記念式典で特別運行される。
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