玖珠町では毎年5月5日のこどもの日に「日本童話祭」が開かれていて、このイベントはその一環として町内の河川敷で行われました。

会場には長さ60メートルの黒いこいのぼりが地面に広げられ、訪れた親子連れなどが、直径およそ3メートルの口の部分から飲み込まれるように次々と中に入りました。

そして、巨大な目やうろこが強い風を受けて生きているかのように波打つ様子に驚きの声を上げながら、くぐり抜けていました。

尾びれの部分から外に出ると、目の前には長さ55メートルの青いこいのぼりがクレーンでつり上げられていて、豪快に大空を泳ぐ様子をバックに記念写真を撮っていました。

初節句の息子を抱いて福岡市から訪れた30代の会社員の男性は「思った以上に大きくてすごかったです。子どもがまたひとつ大きくなったような気がします」と話していました。

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