東広島市の瀬野川周辺の井戸水から国の暫定指針値を超える有機フッ素化合物が検出された問題を受け、東広島市は継続的に河川や井戸水の定点調査を実施する方針を決めました。
東広島市の瀬野川周辺では、水路や井戸など99地点のうち25地点で指針値を超える有機フッ素化合物、PFASが検出されています。
市は、原因がアメリカ軍の川上弾薬庫に由来する可能性が高いとして国を通じてアメリカ軍に調査を要請していますが、現時点で米軍からの回答は得られていません。
市は専門家などの意見を踏まえ、指針値を超過した河川5地点や地下水の水質調査を今月から実施することを明らかにしました。
【東広島市・高垣広徳 市長】
「(PFASが)ずっと継続的に同じレベル(の検出)が続くということになれば、原因がどこにあるのかというのは確かめないと以降の対応できない」
また、東広島市は地下水の汚染が確認された周辺の住民を対象にした健康診断の結果を、専門家の意見も聞きながら分析する方針です。
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