1000万円貸したが「金利60％」は「事実無根」と否定…中条氏週刊誌に訴訟検討

　歌手で日本維新の会の参議院議員・中条きよし氏が金利60％で知人に1000万円を貸し付けたとする報道を巡り、金利について「事実無根だ」と否定しました。

■中条きよし氏「金利60％」否定

　60％という法外な金利で知人に1000万円を貸していたのでは。そんな疑惑に中条氏、本人が答えました。

日本維新の会　中条きよし参院議員
「金利の話がありましたけど、事実無根です。1円も入ってはきておりません」
「（Q.出馬の時、ヒット曲になぞらえ嘘のない政治と）」

　出馬の際の街頭演説。

出馬時　中条きよし氏
「中条きよしという名前になってから48年、嘘というのが出ました」

　大ヒットした持ち歌をネタに作った、Tシャツ。

中条きよし氏
「嘘を言わない政治をするということですよね」

　去年、年金未納問題が浮上した時も…。

中条きよし参院議員
「（Q.年金未納問題に関しては本当？嘘？）いやいや、はっきり…嘘はつきませんから」

　そして今回…。

中条きよし参院議員
「（Q.今、話したことに嘘はない？）ないですね、はい」

　週刊ポストは「その契約書には、〈利息配当は年60％とする〉とあった。利息は2カ月に1度の支払いで、年間で600万円を返済する内容になっている」と報じています。

　しかし、中条氏は知人に1000万円を貸したことは認めたうえで、金利60％は否定。自分の手元にも契約書があるとして反論しました。

中条きよし参院議員
「金利の部分は空欄になっています。本人がどうしましょうというので、別に（金利を）もらおうという気はないので、どうぞ好きにというので空欄にしたままです。金利をもらおうと思ったことは1度もないですから」
「（Q.結果的に（金利）60％と言っている理由は？）分かりません、全く。昭和の人間なので、すぐに信用はします」

　そして、疑惑を報じた週刊誌への法的措置を検討していることを明らかにしました。

中条きよし参院議員
「（Q.（法的措置を）これから検討する？）ええ、もちろんです」

■週刊ポスト「取材に基づき掲載」

　週刊ポストは、我々の取材に対して「十分な取材に基づいて作成、掲載した記事である」とコメントしています。

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