熊本県立水俣高校に2025年度から半導体の知識や技術を学ぶ「半導体情報科」が設置される。
半導体を専門に学ぶ学科の設置は、全国の高校で初めてということだ。

全国初 県立高校に半導体専門学科

熊本県教育委員会によると、熊本県立水俣高校の電気建築システム科について、2025年度から電気コースを「半導体情報科」に改編するということだ。

この記事の画像(4枚)

定員は20人で、半導体の知識や技術を学び、高度情報化社会に対応できる人材の育成を目指すとしている。

水俣高校は2023年11月、半導体関連企業で水俣市に工場を置くアスカインデックスと人材育成に関する連携協定を結んでいて、アスカインデックスが持つクリーンルームを完備した施設で体験型の研修などを行っている。

県教委では今後、学習の内容などについて検討を進め、7月に概要を正式に公表するとしている。県教委によると、半導体を専門学科として学ぶのは全国の高校で初めてということだ。

(テレビ熊本)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。