特殊メークアーティストとしてハリウッドで活躍している岩手県盛岡市出身の大村公二さんが、4月12日に母校で講演しました。
大村さんは常にチャレンジ精神を持つ大切さを後輩たちに伝えました。
盛岡第四高校では12日、700人あまりの全校生徒を前に世界を舞台に活躍するOBの大村公二さんがオンラインで講演しました。
特殊メークアーティスト 大村公二さん
「自分の道は自分で切り開いていこう。自分がパイオニアになってみせる」
特殊な素材を使って別人に仕立て上げる特殊メークアーティストとしてハリウッドで活躍する大村さんは、映画「バイオハザード」など150作品以上に参加していて、2022年にはテレビ界最高峰の賞といわれるエミー賞を受賞しています。
特殊メークアーティスト 大村公二さん
「常に上を見続けていて苦境にぶつかっても次を見つける。思えば自分もアメリカに行こうと考えた頃から特にその考えが生まれた」
大村さんは競争の激しいハリウッドで生き抜いてきた経験を踏まえ「受け身にならず常にチャレンジ精神を持って何事にも取り組んでほしい」とエールを送りました。
講演を聞いた生徒
「受け身にならないというのが自分の中で一番印象的だった」
「高校の先輩が世界で活躍していることを知って、自分にも可能性があると感じた」
アメリカから語りかける先輩の言葉に生徒はそれぞれ刺激を受けた様子でした。
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