南陽市で発生した山林火災は、燃え広がるおそれはなくなったが、まだ鎮火には至っておらず、9日も消火活動が続けられた。消火活動は9日でいったん終了し、再燃した場合に活動を再開するとしている。
5月4日に南陽市宮内の秋葉山で発生した山林火災では、これまでに137ヘクタールが焼失し、県内では過去10年間で最大の山林火災となった。
火災は、7日に燃え広がるおそれのない「鎮圧状態」になったが、現在も完全に消し止められた状態の「鎮火」には至っていない。
9日も朝から消防隊17人が山に入って山の東側で消火活動に当たり、煙が上がっていた10カ所で残り火を確認し、一つひとつ確実に火種を潰した。
(南陽市・白岩孝夫市長)
「残り火はまだありますね。どうしても137haと広大で、すべて見切るのは難しい。もしまた白煙が上がってきたら一つひとつ潰すしかない」
市によると、この火事の消火活動は9日午後5時で、いったん終了した。
10日以降は、残り火が再燃した場合に再び消火活動を行うとしている。
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