富士サファリパーク(静岡県裾野市須山)で2日朝、キリンの雌の赤ちゃんが誕生した。現在は一般非公開のキリン舎の中で母親と一緒に過ごしている。順調に育てば、今月末ごろに併設の運動場に出て、7~8月にはサファリゾーンでの一般公開ができそうだという。
キリンの妊娠期間は約15カ月と長く、赤ちゃんとはいえ、立ち上がれば高さ175センチ、体重約70キロと人間の成人男性並み。母キリンにとっては3回目の出産で、比較的安産だった。赤ちゃんキリンは生まれて約1時間後には自力で立ち上がったという。まだ座っている時間の方が長いが、時々、キリン舎内を歩き回ったり、母親のおっぱいを飲んだりしている。
サファリパークでのキリンの飼育数は赤ちゃんを含めて計6頭になった。【石川宏】
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