伝統の塩づくりで京丹後を活性化！たった一人で「丹後絹塩」を作り上げた職人が抱く若い世代への思い

若い世代に塩づくりと街の魅力を発信している、塩づくり職人の池田龍彦さん。

「京丹後は、戦後まもなくは浜でたくさんの人々が塩を作っていました。

老人が多くなって子どもが少ないというのは本当に寂しい思いで、京丹後の塩を通じて全国にアピールしたいです」

塩づくりに惹かれ移住者も

日本海に面した京丹後市は、高齢化と人口の減少が急速に進んでいる。

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建築の仕事をしていた池田さんは、30年前に塩で街を元気にしようと一念発起。塩づくり職人の道へ進んだ。

海水を汲み上げ、平釜で炊く伝統製法をゼロから学び、天然塩を作り上げた。

その味が地元以外にも知れ渡ると、後継者を募るインターンシップや体験イベントを実施。

池田さんの技術を受け継ぐために、京丹後への移住を決意した人もいる。

移住を予定している女性は「作り手の姿を見てすごくカッコいいなと思い、私もそういう人になりたいと思い目指しています」と話す。

自慢の塩で街の賑わいを取り戻そう。

池田さんは「この京丹後に住みたいと言う人が今、2～3人来ています。

未来を見つめながら生きてくれる子どもでいっぱいになれば良いなと思っています」と語った。

丹後絹塩
https://kinushio.kyoto

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