岸田文雄総理大臣が、マイナ保険証の利用を積極的に促進していく考えを示しました。

岸田総理
「利用率についても今年に入って増加傾向にありますが、いずれにせよ更なる底上げが必要である。国民への周知・広報の取り組みを行いながら、マイナ保険証の利用促進を積極的に推進してまいります」

 岸田総理は19日、マイナ保険証を活用して受付業務を効率化した山形県内の病院を訪れました。

 政府は12月に今の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに保険証機能を持たせたマイナ保険証に一本化する方針を固めています。

 しかし、トラブルが相次いでいることなどから、先月の利用率は6.56%で、岸田総理は準備作業を加速する考えを強調しました。

岸田総理
「デジタルとアナログの併用期間をしっかりと設け、すべての方が安心して確実に保険診療を受けていただける環境整備を進めていきたいと考えております」

(「グッド!モーニング」2024年5月20日放送分より)

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