神奈川県は20日、JR東海道線大船―藤沢間に設置される村岡新駅(仮称)について、秋ごろに着工すると発表した。同日に費用負担する藤沢市、鎌倉市、JR東日本と施工に関する協定を締結した。開業は2032年ごろを見込んでいる。
新駅は国鉄湘南貨物駅跡地に設置を予定。21年2月に4者で合意し、詳細設計を進めていた。
工事はJR東が担い、詳細設計を含めた費用は159億円。このうち県が30%、藤沢市と鎌倉市がそれぞれ27・5%、JR東が15%を負担する。これとは別に、藤沢市は工事費18億7110万円を負担し、線路をまたぐ自由通路を整備する。東海道線の新駅は1925年に開業した熱海駅以来となる。【蓬田正志】
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