派閥の裏金事件を受けた衆議院の政治倫理審査会を巡り、弁明を求められていた自民党の安倍派の議員ら44人全員が欠席する意向を示したことについて、野党側が反発を強めています。

立憲民主党 寺田政倫審筆頭幹事
「想像を絶するような裏金を作られた方自身も、全く説明するそぶりを見せない回答でした」

 安倍派の議員ら44人全員が出席しない意向を示したものの、1人は質問があれば回答する意思を示したということです。

 野党側は、説明する意思がある議員がいるのではないかとして引き続き出席するよう求めていく方針です。

 一方、政治資金規正法の改正案を巡っては22日から与野党の本格的な議論が始まります。

 政策活動費などで隔たりが大きく合意は困難な情勢です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。