「天神ビッグバン」を代表する福岡市・天神の「ワン・フクオカ・ビルディング」、略称“ワンビル”のオフィスフロアが21日、報道陣に公開されました。

ワンビルは、旧「福岡ビル」「天神コア」など3棟の跡地で建設が進んでいる地上19階・地下4階の複合商業ビルです。

開業は来年春の予定ですが、21日、8階から17階のオフィスフロアの一部が公開されました。

◆ディレクター
「オフィスフロアの1室です。明治通りと渡辺通り側がガラス張りで明るく、さらに天井の高さも3メートルということで、とても開放的な空間になっています」

このフロアは、西日本最大規模のワンフロア約4600平方メートルとなっていて、最大8つのテナントが入居できます。

柱が一切ない広々とした空間が特徴で、窓に2枚のサッシを取り付けることで、常時、窓を開けての換気が可能となっているほか、太陽光を自動で追う電動ブラインドシステムなどが採用されています。

また上層階では、福岡ドームや福岡タワーなど、絶景を見渡しながら働くことができます。

◆西日本鉄道 オフィスリーシング担当 田川友理恵さん
「スペック的にも世界に引けを取らないSクラスのビルなので、外資企業などを狙ってリーシング(賃貸支援)を進めている。天神の一等地にあるので、ランドマーク的な、天神の新たな象徴となるようなビルにしていきたい」

オフィスフロアのテナント誘致は現在、6割程度進んでいるということです。

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