イランによるイスラエルへの攻撃について岸田総理大臣は「中東情勢を一層、悪化させるものだ」と懸念を表明し、イラン側を強く非難しました。

岸田総理大臣
「今回のこうした攻撃、これは現在の中東情勢を一層、悪化させるものであると考えます。深く懸念し、そして、こうしたエスカレーションを強く非難致します」

 アメリカから帰国した岸田総理は外務省幹部らから現状の情勢について説明を受けるとともに今後の対応を協議しました。

 日本が中東地域に原油の輸入の大半を依存していることなどを念頭に、岸田総理は「中東地域の平和と安定は我が国にとっても重要だ」として、「事態を沈静化させるべく、あらゆる外交努力を続ける」と表明しました。

 また、「現時点では邦人の被害は確認されていない」としたうえで、「邦人保護を含め、各国との連携」を指示しました。

 14日深夜にはG7(主要7カ国)の首脳による電話会談が予定されています。

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