熊本地震の前震から14日で8年です。
県内各地では14日、鎮魂の祈りが捧げられました。
国内の観測史上初めて2度の震度7に見舞われた8年前の熊本地震。
災害関連死も含めて県内で273人が犠牲となったほか、19万8000棟余りの住宅が被害を受けました。
甚大な被害を受けた益城町では土地区画整理事業の影響で2世帯4人が今もなお、住まいが再建できずにいます。
町では14日朝、献花台が設けられ、西村 博則 町長らが花を手向け犠牲者を悼みました。
【西村 博則 町長】
「まだまだ自宅が再建できていない人がいるので最後の1人まで寄り添っていく」
また、県庁では県主催の追悼式が開かれ、遺族など28人が参列しました。
【蒲島知事】
「教訓を決して風化させることなく、安心して幸せに暮らせる熊本を築いていく」
そして、遺族などが祭壇に花を手向け祈りを捧げました。
【次男・晃さんを亡くした 大和 卓也さん】
「いつも子どもが自分たちの近くにいてくれて自分たちを見守ってくれているというような8年間だった」
【次女・花梨ちゃんを亡くした 宮崎 さくらさん】
「花梨がいない寂しさだったり辛さだったりそういうところは変わらない」
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