県の許可を得ずに福島県西郷村の土地を開発したなどの疑いで、5月23日茨城県の会社役員の男が逮捕された。
福島テレビ・安齋遥介記者:「午前10時を回ろうとしています。茨城県のつくば警察署から長嶺容疑者を乗せたとみられる車が今出て行きます」
森林法違反の疑いで逮捕されたのは、茨城県つくば市の会社役員、長嶺嗣義容疑者(59)。
福島テレビ・矢崎佑太郎アナウンサー:「山林の中に大量の土砂が盛られた状態となっています。その高さは近くに生えている木の高さほどです」
警察によると、長嶺容疑者は2023年12月から2024年2月まで、自身が所有する西郷村真船の土地で、福島県の許可を得ずに開発を行うなどした疑い。
捜査関係者によると、警察はすでに茨城県つくば市にある長嶺容疑者の会社を家宅捜索し、関係資料などを押収しているということだ。
長嶺容疑者が開発をしていた土地には、県外から運び込まれた土砂が山のように盛られていて、西郷村が独自で盛り土の規制条例を施行するきっかけとなった。
盛り土関連の事件での逮捕は、福島県内で初めてで、長嶺容疑者は調べに対し容疑を認めている。警察が、無許可で開発をした経緯や動機などを詳しく調べている。
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