兵庫県姫路市では、マイナンバーと一体化した「マイナ保険証」を使ってけが人などの救急搬送に役立てる、実証実験が行われています。
マイナ保険証を活用した救急搬送の実証実験は、全国67の消防本部で実施する予定で、兵庫県姫路市などでは23日から始まりました。実証実験では、患者の同意を得た上で救急隊員が専用のカードリーダーでマイナ保険証を読み取ると、通院歴などの情報を閲覧することができ搬送先の病院を選ぶことなどに活用します。また、患者の意識がない場合でも例外的に、情報を閲覧できるということです。
【姫路市消防局・救急課松田善博さん】「常日頃、マイナンバーカードを持参頂くことで救急業務に活用できる」
実証実験はおよそ2か月間行われる予定です。
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