伊原木隆太岡山県知事の後援会が、法定上限の約100倍に当たる寄付を伊原木氏の父親から受けた可能性があるとして、市民団体が29日、県民に説明し、政治家としての責任を果たすよう伊原木氏に申し入れた。対象は知事に初当選した2012年で、政治資金収支報告書には約1億5千万円を借り入れたとする記載があった。
政治資金規正法は、政治団体が1人の個人から受け取れる寄付上限を150万円と定めている。団体は「寄付と借り入れを間違えることは一般的に考えられない」と指摘。法的には時効が成立しても政治的・道義的責任が問われるとしている。
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