蓮舫参院議員
蓮舫氏は5月27日、立憲民主や共産、市民団体などでつくる選定委員会から推される形で出馬表明した。共産の田村智子委員長は、蓮舫氏を「全力で応援する」と話している。 これに対し、連合の芳野友子会長は「連合は共産党とは考え方が全く違う。そこの考え方を再度、立憲民主党には申し上げることになる」と指摘。3選出馬が確実視されている小池百合子都知事については「全体的に連合東京の政策に理解をいただき、評価できる」と語っている。 また、国民民主の榛葉賀津也幹事長は「共産党と堂々と連携する人は応援できない。共産党と連携する人が東京の知事では困る」と述べ、共産を含む共闘に加わるのは難しいとの認識を示している。◆立民・岡田幹事長「連合は自民べったりの都政を認めるのか」
立憲民主の岡田克也幹事長は4日の記者会見で、連合の芳野会長の発言について「今の自民党べったりの都政を認めるのですかと、お伺いしたい」と苦言を呈した。国民民主の対応に関しては「他党のことは他党が判断することなので、とやかく言うつもりはない」と答えるにとどめた。 岡田幹事長は、小池都政について「一番の問題は公約が果たされていないこと。自民党、特に都議会の『伏魔殿』をきちんとすると言われていたにも関わらず、今や自民党と二人三脚になっている」と強調。「今の小池都政をそのまま続けさせるわけにはいかない。蓮舫さんにはぜひ勝っていただきたい」と述べた。
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