東京都知事選(7月7日投開票)への立候補を表明している立憲民主党の蓮舫参院議員は6日、国会内で記者団の取材に応じ、20日の告示まで参院議員を続け、立候補と同時に議員辞職となる「自動失職」を選ぶことを明らかにした。

6日、記者会見する立憲民主党の蓮舫参院議員

 通常国会の会期末は23日で、参院議員としての職責を最大限果たす方針。同じく知事選への立候補を表明している広島県安芸高田市の石丸伸二市長は自動失職ではなく、9日付で市長を辞職すると公表しており、対応が分かれた。  蓮舫氏は記者団から、共産党の支援を受けることに拒否感を示す国民民主党や連合との連携をどう考えるのかを問われ、「無所属で臨むので、オール東京で私を支援してくださる方を1人でも多く募りたい」と述べるにとどめた。共産や社民党は、既に蓮舫氏支持を明言している。(山口哲人、三輪喜人)


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