先進7カ国(G7)がイタリアで17~19日に開く外相会合の共同声明案が16日、判明した。ロシアと北朝鮮による軍事協力拡大を「最も強い言葉で非難する」と明記。イランについて、親イラン勢力への武器や物資提供で「地域の緊張を危険なほど高めている」と批判した。イランによるイスラエル攻撃を踏まえて表現や構成を最終調整し、19日に採択する。G7外交筋が明らかにした。
声明案は、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し「揺るぎない支援」を再確認し、G7の結束を示した。侵攻はアフリカの食料安全保障やエネルギー供給に影響を及ぼしているとして「最貧国に対する戦争でもある」と指摘した。
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