立憲民主党の枝野幸男前代表は15日、同党が政権を取った場合に米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の中止を目指すと述べた。「政権交代したら必ず止まるとは言わない。努力はするが、外交交渉だからいつどうできるか責任を持ったことは言わない」と強調した。
さいたま市での講演で言及した。「これが現実で、今から言わないといけない。米国に辺野古は必要なく、同意する自信を持っている」と唱えた。日米関係は「日本に欠かせない一番重要な同盟関係で、壊すようなことは私はしない」とも語った。
立民は泉健太代表のもとで戦った2022年参院選の公約で「辺野古新基地建設を中止し、沖縄における基地のあり方を見直す」と明記した。
枝野氏は9月に代表任期が満了する泉氏について「任期中は全力で支え、背中から足を撃つようなことはしない」と改めて話した。「次期衆院選で政権を取るのは簡単ではないが、野党第1党が衆院選で政権を目指さなければ選挙制度は成り立たない」と指摘した。
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