林芳正官房長官は17日の記者会見で、中国の核増強が進んでいるとした報告書をスウェーデンのストックホルム国際平和研究所が発表したことに関し、「中国は急速かつ不透明な形で保有核弾頭数を増加させ、核戦力の能力向上を継続しているとみられる」と指摘した。

林氏は「核兵器のない世界に向けた道のりは厳しさを増している。唯一の戦争被爆国として国際社会の取り組みをリードし、現実的で実践的な取り組みを継続、強化していく」と強調した。

記者会見する林芳正官房長官=17日午前、首相官邸

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