岸田文雄首相は17日、国会内で開いた自民党の役員会で「賃上げが行き届かない年金世代や価格転嫁が進まない中小企業などを念頭に機動的に対応を検討する」と述べた。物価高が続くなかで支援に意欲を示した発言とみられる。
首相は「デフレ型経済から成長型経済へと移行する千載一遇のチャンスを迎えている」との認識を示した。経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」を近く閣議決定すると発言した。
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