社会党の村山委員長が首相就任

1994(平成6)年 日本社会党の村山富市委員長が首相に就任し、47年ぶりの社会党首相が誕生。羽田孜首相(新生党党首)の少数与党内閣が総辞職し、自民党が政権復帰のため、第2党の社会党および武村正義率いる新党さきがけとの連立内閣を画策。首班指名選挙で新生党、公明党などが推した海部俊樹氏を破り、村山氏が当選、「自社さ」の枠組みで組閣した。所信表明演説で「自衛隊合憲、日米安保堅持」と表明し、社会党の安全保障に関する立場を急転換した。96年1月11日に退陣。

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バナー写真 : 村山新内閣発足、笑顔で会見場を後にする村山富市首相(左端)。左から2人目は園田博之官房副長官、右端は石原信雄官房副長官(東京・首相官邸)

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