自民党の小渕優子選対委員長は30日、茨城県つくば市での党イベントで派閥裏金事件を受けて逆風の中で臨む見通しの次期衆院選に危機感を示した。「全国各地を回っているが相当厳しい。自民が下野した2009年衆院選か、それ以上の風が吹いている」と述べた。

「政治とカネ」問題への対応は改正政治資金規正法の成立で終わりでないと強調。「国会議員一人一人が襟を正し、国民から信頼してもらうことが本当に大事だ」と語った。〔共同〕

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