川崎重工

林芳正官房長官は4日の記者会見で、川崎重工業が取引先企業との架空取引で裏金を捻出していた疑いが浮上したことを問題視した。「予算の適正な執行に対する国民の疑念を招く行いがあったとすれば極めて遺憾だ」と述べた。

同社は裏金で海上自衛隊の潜水艦乗組員らの物品購入代や飲食代を負担していたとの指摘がある。

林氏は政府が2022年に決めた安全保障関連3文書で防衛力の抜本的強化を打ち出したこととの関係にも触れた。「これまで以上に厳格に予算執行を行っていくということは当然だ」と強調した。

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