NATOの首脳会議など、一連のアメリカでの日程を終えた岸田総理大臣は、日本時間の12日午後5時前、次の訪問先のドイツに到着しました。

岸田総理大臣は、このあとシュタインマイヤー大統領を表敬するのに続いて、13日未明にはショルツ首相との首脳会談に臨みます。

首脳会談では、中国による過剰生産などの慣行や経済的威圧も念頭に、重要鉱物の供給網の構築のほか、半導体技術の開発・生産などを含めた経済安全保障分野での新たな協力の枠組みを設けることで合意する見通しです。

またウクライナやインド太平洋などの地域情勢に加え、グローバル・サウスの国々との協力を含めた国際課題をめぐっても意見を交わし、今後の対応で緊密に連携していくことなどを確認するものとみられます。

会談のあと両首脳はそろって記者会見し、協議の成果などを説明することにしています。

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