外務省は17日、ロシアに発出している危険情報の内容を改定した。現地に滞在する邦人の生活基盤を確保するため、やむを得ない公益性を有する任務のためにモスクワ市に渡航・滞在する場合に「特別な注意を払う」よう新たに呼びかけた。
ロシアにはおよそ1000人の邦人が滞在する。3月のモスクワ郊外のコンサートホールでの銃乱射テロや、6月のロシア南部ダゲスタン共和国での教会などを狙った襲撃事件についての記載を追加した。
ロシアに対して外務省はウクライナとの国境周辺地域で4段階で最も厳しい「レベル4」(退避勧告)を出しており、それ以外の全土で4段階で2番目に厳しい「レベル3」(渡航中止勧告)を発出している。
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