24日、北海道千歳市を訪れた岸田総理大臣は、AIや自動運転車などに欠かせない先端半導体の国産化を目指し、トヨタ自動車やNTT、ソニーグループなどが出資して建設が進められている「ラピダス」の新工場を視察し、東哲郎会長らと意見交換しました。

このあと、岸田総理大臣は記者団に対し「世界最高水準の半導体を国内で量産するプロジェクトが着実に進展していることを確認できた。AI、半導体分野での国内投資は継続的に拡大していく必要がある」と述べました。

そのうえで、国としても財源を確保しながら複数年度にわたって民間による量産体制の構築や研究開発などの支援を強化するため、必要な法案を早期に国会に提出する意向を明らかにしました。

また、先端半導体の量産には安価で安定的な脱炭素電源が重要になるとして、供給確保に向けた具体策の検討も進めていく考えを示しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。