岸田文雄首相は31日、運転手不足の解消を図るため、道路環境や天候など一定の条件下でドライバーが不要となる「レベル4」の自動運転を2024年度中に全国約10カ所で実施する方針を明らかにした。リニア中央新幹線の名古屋―大阪間のルート選定に向け、沿線自治体の会議に8月から国土交通省とJR東海が参加すると表明した。三重県多気町で記者団の質問に答えた。
政府は自動運転レベル4の普及を目指している。首相は、導入を加速させるため、約11カ月かかる審査を約2カ月に短縮する考えも示した。
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