林官房長官 要人警護の際 防弾資機材の活用を徹底していく考え

岸田総理大臣が31日、視察先の三重県で記者団の取材に応じた際、周囲には透明のパネルが設置され、警察関係者はプラスチック製の防弾パネルだったとしています。

林官房長官は1日の記者会見で「安倍元総理大臣への銃撃事件や岸田総理大臣への襲撃事件の反省を踏まえ、警護対象者や関係者の安全を確保するための取り組みを進めてきたが、先月のアメリカのトランプ前大統領に対する銃撃事件を受け、警察に対し、改めて防弾資機材の活用などの徹底を指示した」と説明しました。

そのうえで「警察が引き続き主催者などと連携しながら、安全の確保に向けた取り組みを進めていくと承知している」と述べました。