林芳正官房長官は2日の記者会見で、日経平均株価の続落に関し「緊張感を持って市場の動向を注視するとともに、経済財政運営に万全を期していきたい」と述べた。米国の景気の減速懸念で米株が急落し、東京市場も全面安の展開となっている。日経平均の前日比の下げ幅は一時2000円を超えた。
同日の外国為替市場は円相場が一時1ドル=148円台まで上昇するなど前日比で円高・ドル安で推移している。
林氏はこれについて直接コメントするのを避けた。そのうえで「為替相場はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して安定的に推移することが重要で、政府としては為替市場の動向をしっかりと注視していきたい」と語った。
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