れいわ新選組は猛暑を受け、党勢拡大策の軸と位置付ける街頭活動を8月に入り、休止している。通常、山本太郎代表らが数時間に及ぶ街頭活動を開催しているが、聴衆や山本氏が体調を崩す危険があると判断した。月内はSNSを中心に政策を発信する。
れいわは無党派層の支持拡大を目指し、全国各地で増税反対を訴えるデモや集会などを開いている。最近、過去の山本氏の演説を2〜3分程度に編集した動画の投稿に軸足を移した。
街頭活動は9月に再開する見込み。宮城や福島、栃木、三重などで開催を予定している。
れいわの街頭活動は音響効果や音楽を駆使し、応援弁士や山本氏の演説で盛り上げるなど、音楽のフェスティバルさながらの形で実施される。ただ党関係者は「この暑さでは話す方も聞く方も大変。立ち止まる人が減り、効果も薄い」と指摘している。
〔共同〕
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