会談は、ことし5月に台湾で頼清徳政権が発足してから初めて行われ、日本側から、自民党の藤井外交部会長と黄川田国防部会長が、台湾側から、与党・民進党の立法委員で、外交・防衛分野が専門の郭国文氏と沈伯洋氏が出席しました。
黄川田氏は「東アジアの安全保障環境はますます厳しくなっているので連携していかなければならない」と述べました。
これに対し、沈氏は「東シナ海や南シナ海、台湾海峡での中国の軍事的圧力の増大は、台湾と日本の安全保障にとって重大な課題だ」と述べました。
その上で、覇権主義的な行動を強める中国を念頭に、力や威圧による一方的な現状変更の試みを断じて許さず、台湾海峡の平和と安定に協力して取り組むことで一致しました。
また、サイバー攻撃への対応などでも、引き続き、情報交換を行っていくことを確認しました。
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