立憲民主党の枝野幸男前代表は21日の記者会見で、9月の代表選に立候補すると表明した。「失われた30年を作り出した古い政治に終止符を打ち、新しい時代へ向かって進むときだと考え、出馬を決意した」と述べた。
円安や物価高、自民党の政治資金問題などを踏まえ「国民は新しい政治の選択肢を求めている」と語った。「次の衆院選で民意を受け止めるために、立民は自民党に代わる新たな時代の国民政党へと進化させなければならない」と強調した。
泉健太代表の任期満了に伴う代表選は9月7日告示―23日投開票の日程で執り行う。記者会見で出馬表明したのは枝野氏が初めて。泉氏が出馬する意向で、野田佳彦元首相は出馬の可能性を含めて「よく熟慮する」と説明している。
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