自民党の総裁選挙は9月12日告示、27日投開票の日程で行われます。
立候補を表明した石破元幹事長は30日、みずからの陣営の選挙対策本部を立ち上げ「大事なのは刷新感ではなく、刷新することだ」と決意を述べました。
河野デジタル大臣は、所属する麻生派の議員らに支援を求め「激励をいただき、さまざまなお願いもした」と述べました。
小林鷹之氏は、党の憲法改正実現本部の作業チームに出席し「早期の発議に向けて最大限の熱量を持って取り組んでいく」と強調しました。
週明け以降は新たに立候補を表明する動きも相次ぐ見通しで、林官房長官は台風10号の状況も見極めた上で9月3日にも記者会見を開くことにしています。
4日にも表明する方向の茂木幹事長は、スタートアップ企業の経営者らと意見を交わし「皆がチャレンジできる社会、前向きな日本をつくっていきたい」と述べました。
6日に記者会見する小泉進次郎氏は、都内のレンタルオフィスを借りて「政治とカネの問題にいまだにけじめがつかない状況を変えたい」と述べました。
高市経済安全保障担当大臣は、9日に記者会見を開くことにしています。
告示まで10日余りとなり、立候補を予定する議員は近い議員と打ち出す政策を練るなど、選挙戦に向けた準備を本格化させています。
総裁選挙には加藤元官房長官、上川外務大臣、齋藤経済産業大臣、野田聖子氏、青山繁晴氏も立候補に意欲を示し、推薦人の確保などに取り組んでいます。
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